汎用性があるサインパネルなのでアレンジするべし!

今日は店頭に配置されるディスプレイスペースとそれに付随するサインパネルの事例です。
商業施設や百貨店のテナントエリアには、必ずこういういったパターンの装置があります。

当たり前の話ですが、店頭こそは店舗の顔なので、おろそかには扱えません。
ですから、必ずどちらのテナントもこういった『顔』を持つべきです。

今回もその一例です。

実物件は、よく分かりませんが確か百貨店の一角で活躍していたテナントの店頭です。
実施図面のみ承ったので店舗の詳細までは………。

それでは、以下の図面を読み取ってください。
作図もしっかり描かれています。これは真似らなきゃ損しますよ!

■サイズ■仕様
W1500×D100×H2140(サインパネル)
図面参照
DSPパネル:木染色仕上げ(黒)
+小口(3方)t=5mmSUS 鏡面FB貼uc2 り
アンドン部:t=5mm乳半アクリFIX 間接照明:エースライン
その他図面参照
■備考■難易度:初級編

作図解説とポイント

いきなり平面詳細図ですが、解説というかこれは作図ポイントとなってます。(笑)
今回の事例は、解説するような事例ではなかったような気がします。

上の詳細図を見れば、一目瞭然ですね。
ただ、照明器具などを見ていると、昔の図面って感じです。しかし、その納めは変わっていません。

乳半アクリの納めも、図面奥の間接照明の納め方も今と全く同じです。

面白い話ですが、こういった納めについては、よほどのことでもない限り、昔と今とでも変化があるとは思えません。

ですから大いに真似ってアレンジすること!これが、図面屋の近道ですので良〜く覚えておいてください。

次に進みましが、以下の図面はどこを描いているのでしょう>?

すぐに分かった方はグッドです!が、「えっ!」って声を出したあなた!心配はいりません。図面を見慣れていないだけです。

解説すると、トップ画像に指示があります。
その指示とは若干があります。これは断面図を描いてるのですが、ちょっと惑わされましたね。

しかし、図面屋はたまにこういった表現をします。別に間違いはありません。
しっかり、見れば分かってくるものですから、こちらも心配はいりません。

〈注〉初心者のお方は、まず図面の読み込みをしっかりすることが肝心です。

まとめ

今回の事例は如何だったでしょう!

今回のようなシンプルで簡単な作図事例にもおそらく、押さえなければならないヵ所があり、そのカ所は必ず押さえなければならないのです。

そういった箇所を見つけ、わかりやすく描くことが大切です。そうすれば、信頼ある設計者だと認められます。

ちなみに私は、そういった大切な図面ヵ所を「押さえ」と呼んでます。この「押さえ」さえ疎かにしている図面屋さんが、最近は少なくはありません。悲しいことです!

それでは以上とします。余田和でした!

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